行政書士試験の1ヶ月前の過ごし方(体調調節という難題)
行政書士の受験期間の後半は、追い込みの時期でもあります。
限られた時間の中でできるだけのことをして弱点の補完や学力の改善に努めないといけません。
特に最後の1ヶ月ともなると、(あきらめかけている人を除いて)どんな受験者も
余裕がない表情で必死に勉強を繰り返しがちです。
もちろん、足りない部分を必死にカバーすることは大切ですが、
ここでひとつ忘れないほうがよいことがあります。
行政書士試験当日本番に備えて、体調を管理することです。
※ただ風邪をひいたり具合が悪くなったりしないようにすればよいというわけではありません
。
大事なことは、当日に実力を余すところなく発揮することです。
体調管理とは、体調を低下させないだけではなく、MAXの状態に仕上げることでもあります。
行政書士試験1ヶ月前となると、体調どころではないことも多いですが……
よくありがちなパターンに、
「最後の1ヶ月や数週間の間、寝る時間をなるべく削って勉強に充てていた」
「思い通りに進まないところがあったので、それが終わってから寝ていたら
毎日がかなり不規則になっていた」
といったものがあります。
これでも受かる人は受かりますし、実際問題、余裕がないときは「時間をつくって勉強する」
しかないでしょう
。
残り数週間や1ヶ月の間に、体調を整える余裕を持てるなら
それでも、試験日に確実に解答できるようにするには、
体調を計画的に整えたほうがいいことも事実です。
試験時間は午後を回ってからはじまって、数時間かかります。
朝はなるべく早めに起きる必要があることを考えると、
やはり、正午過ぎから頭がよく動くような生活習慣を身につけるに越したことはないでしょう。
※夜型人間になってしまったり、毎日起きる時間や寝る時間がバラバラになったりすると、
肝心の行政書士試験の受験時間中に、頭がなかなか働かない……ということになりかねません。
(ある程度余裕がある受験者に限りますが……、)試験日の1ヶ月前になったら、なるべく
朝早めに起きる生活習慣にシフトしていくこと
が推奨されます。
余裕がない受験者は仕方ありませんが、それでも試験当日の数日前くらいからは、
睡眠時間のサイクルを調節する方向で動きたいものです。