行政書士とは? どんな特徴とメリットがある資格?
行政書士とはどんな資格でどんな職業でしょうか? 行政書士の評判や噂を聞いたものの
まだどんなことをするのかわからない人たちのために、一度まとめておきましょう。
行政書士とは? 端的に表現するなら?
行政書士とは、「地域の法律家」といった呼ばれ方をすることもあり、
法律相談ができるところとしてはとても身近な存在です
……とはいうももの、実際には行政書士という仕事は一般的な知名度が高いものではありません。
いまだに行政書士という職業のことを
ろくに聞いたこともない人のほうが多数派を占めていそうです。
行政書士の実際の仕事とは
行政書士とは、官公署(国や地方自治体~外郭団体等から、
どこにでも見つかるありふれた役所・役場まで含みます)に提出する書類をはじめ、
法的に有効と認められる書類(観光所向けの書類以外では、
権利・義務に関する書類と事実の証明に用いられる書類というカテゴリがあります)
の作成を手広く行える職業です。
そしてそれらの書類作成のために発生する相談に乗ることも仕事ですし、
ある時期からそれらの業務に関して「代理」をする権利も認められるようになりました。
成年後見やADRといった業務も忘れてはいけません。
★それぞれの業務内容については、個別に他のページで詳しく説明しています。
行政書士とは「どんな点がおいしい資格なのか」?
行政書士とは、作成できる書類の種類も数量も途方もなく多いことから、
さまざまな職業の人の間で、そして特に仕事をしていない主婦や高齢者、学生に至るまで
さまざまな個人の間で仕事の需要が生まれ得ます。
行政書士が身近な法律の専門家だと呼ばれるのはそのためなのです。
こうした事情から、行政書士とは「とても融通がきく職業」だと評価されることもあります。
他のページで詳しく説明しますが、行政書士の仕事の幅はとても広く、
仕事の可能性が無限といってもいいくらい膨大にあるのです。
もちろん、それをうまく活かせるかどうかはそれぞれの行政書士の腕しだいですが、
世の中の多くの資格は仕事の内容がかなり決まっているものです。
それと比較すれば行政書士とは可能性に満ちた職業だと呼べるのです。