行政書士こぼれ話/開業したら報酬をどう決めていくか

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行政書士こぼれ話/開業したら報酬をどう決めていくか

行政書士の報酬については、他のページでもよく説明していますが、
金額を自由自在に決定するチャンスが与えられます。
報酬体系については、事務所内の目立つ位置に明示しておかないといけませんが、
この報酬に対する裁量権があることは、行政書士の仕事や収入システムを代表する
アドヴァンテージ
ですね。

報酬

行政書士になったら、報酬をいくらくらいにするべきか


しかし、開業当初はいくらくらいにしたらいいのか、
「見当がつかない……」と内心感じる人がたくさんいるようです。
世間での相場等のデータは公開されている以上それを参考にすればいいといっても、
地域差もありますし、どれくらいにするべきか迷う
のが当たり前でしょう
(できれば高くしたいと感じるのが本音でしょうが、高くしたために
他の行政書士に仕事を取られるという懸念も当然出てきますね)。

新人行政書士が報酬をうかつに低くすると……


実はここで勘違いしないほうがいいことがあります。
それは、

・まだ正直なところ、経験不足等もあって仕事の質に自信を持てない
・世間の相場のような報酬体系で開業しても、仕事をとれる自信がない

こうした理由から、報酬を低めに設定することがよい方法だと早合点することです。

もちろん、狙った通りの効果がまったく出ないとは限りません。
実際に、「よその行政書士さんより安そうだから」といった理由で
仕事を頼まれる結果になる可能性もある
でしょう。

しかし、報酬を低めに設定してしまい、その情報が広く伝わってしまうと、
あとあと大損することになりかねません


報酬を低くしたために行政書士が被るリスク


・いったん決めた報酬をあとから上げるにはタイミングが大事になる
引き受けた依頼については、終わるまで報酬を変えるべきではないでしょう。
それではその依頼が終わったらすぐに報酬をあげても何の問題もないでしょうか? 
しかし報酬の低さを告知してしまうと、その依頼人はずっとその安さでやってくれるものと
期待するでしょう

そのすぐあとに別人から新規の問い合わせが来た場合でも、
「最初聞いていたほど安くないのか」と落胆させてしまうかもしれません。

・仕事で費やした時間や手間の割に報われない結果になりかねない
特に新人のうちは、仕事をこなすのに手間暇がかかるのが当たり前です。
それなのに安い報酬額で引き受けているなら、費用対効果が低くなってしまいますね。

・同業者間にも何らかの悪影響を与える怖れ
世の中はかなり前から、「価格破壊」が横行しています。
それについてはメリットもありますがデメリットも数知れません。
実際に、「よその業者が安くしすぎることで、こちらが食べていけなくなる!」なんて
嘆きを聞くことはないでしょうか(あらゆる業界から聞こえてくるはずです)? 

行政書士の世界で価格破壊が進行すると、将来的に他の行政書士や自分のところにも
その悪影響がもたらされる可能性だってある
わけです。
自分の将来の収入を守る意味や、同業者を敵にしないという意味も合わせると
安易な値下げは好ましいことではないでしょう。



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