行政書士こぼれ話/勉強時間を時間帯に注目して考えると?
行政書士の受験勉強に成功するには、毎日一定量の勉強量を積み重ねること、累計の勉強時間が
膨大な量になるようにすることが絶対条件となります。
それから、なるべくなら中心となる勉強時間は固定させるようにすることと、
それに加えて空き時間にも臨機応変に勉強できるようにすることが大切だと
他のページに書いていますね。
また、主婦や定年者等の条件に合わせて、考えられる勉強計画のサンプルも書いています。
それでは、その中心となる勉強時間を、どんな時間帯にするとうまくいきそうでしょうか?
行政書士の勉強時間で、夕方から夜ばかりについこだわってしまう人は多いですが……
1日の時間帯のどこを、受験勉強に充てるか、そこについては人それぞれで条件が変わりますし、唯一の正解なんてものはあり得ません。
しかし、わりと夜間(日が暮れて以後の時間帯)に集中して
勉強時間を取ろうとする行政書士受験の初心者は多いのではないでしょうか?
もちろんそこには理由があるはずです。主婦や定年者、あるいは無職の人たちを除外すると、
受験者の大半を占めると推定される社会人や学生の場合、朝から昼にかけては、
なかなか勉強時間に使えないというケースが多いでしょう。
ただし、職場や学校に通っている昼間はともかくとして朝となるとどうでしょうか?
行政書士の勉強時間を、夜にも朝にもつくることも悪い方法ではない?
実は行政書士の合格者の中には、「朝にも1~2時間くらい勉強時間をずっととっていた」
という意見も珍しくないのです。つまり出勤や通学をする前に、ですね。
※もちろん「朝だけ」ではありません。出かける前と帰ってきてからの両方に
行政書士の勉強時間を毎日とっていた、という意味です。
「朝勉強するのは考えられない!」という人も多いでしょうが、
深い眠りから覚めてからだと、わりと頭もすっきりとしていることは珍しくないものです。
また夕方から夜、特に寝るまでの時間ばかりに勉強時間を集中させようとすると、
楽なことばかりではないでしょう。
特に通学講座を使う場合、通学して数時間講義を受けたあと、
また帰宅後にも勉強したほうがいいわけですが、こうなるとどうしても
勉強時間が不足気味になる人も多いものです……その上、頭もだんだんと疲れてしまいがちです。
行政書士の勉強時間(時間帯)を確保するにあたって
早起きすることも慣れないとたいへんですが、いったんサイクルを身体が覚えこむと
自然に起きられるようになる可能性もあります。
特に、帰宅時間が一定しないような事情がある人は、
思い切った時間帯の変更を検討することでよい結果につながるかもしれません。