行政書士が開業後に使える営業・集客の手段とは(FAXを活かす)
行政書士として開業したら、仕事を獲得することに集中しないといけません。
じっとしていても仕事が来ないことは火を見るより明らかですが、
さて行政書士にはどのような営業活動・集客活動があるのでしょうか?
ここでは、FAXを送ることで集客につなげられる可能性を検証してみましょう。
FAXとはどのような営業・集客の手段なのか
FAXは実は、日本では知る人ぞ知る営業ツールの一種です
(欧米等ではもうFAX自体が使われなくなってしまったようですが)。
FAX営業・集客はいまだに数々の業種で健在ですし、士業に限っても行政書士以外でも
(たとえば税理士等)各地で随時行われている実績があります。
それもこれも結局、いまだにFAXが通信媒体として日本で現役だからですが、
やり方には細心の注意を払う必要があるでしょう。
FAXを送ることは、相手方の用紙を消費することになります。
その点に注意して、相手方の機嫌を損ねないようにする必要もあるはずです
(その意味で考えると、送っても何の反響も来ない相手に何度も同じFAXを送ることは、
逆効果になる恐れもあるでしょう……「一方的に宣伝を送りつけてくる、迷惑な行政書士」
というレッテルを貼られかねないですから、送る相手を決めるときも注意しないといけません)。
もちろん効果についても、そうそう実感できるものではありません。
もともと広告とは、どんなやり方でも見た人の圧倒的多数が無視するものです。
FAXの内容には、捨てずに振り向いてもらえるような表現を用いる必要があります。
もっともFAX営業については、専門に請け負っているコンサルティング会社や販促業者も
たくさんいます。いきなり営業や広告の素人が自力でFAXを送るよりは、
専門家のアドバイスを受けたほうが無難かもしれません。
FAXを行政書士が営業・集客に役立てるとしたら?
行政書士にとって、FAX営業・集客が功を奏するのは、明らかに企業向けの仕事を
したい場合でしょう。
特定の業種でよく需要が発生するような仕事(許認可関連を中心に、
たくさん考えられるでしょう)であれば、検討する価値はあるでしょう。