行政書士が新人のうちに参加する研修会の内容(できれば避けたい例)
行政書士試験に合格して登録を完了したら、新人向けの研修会やセミナー等に
参加することが推奨されています。他のページでも書いていますが、まだ右も左もわからない
新米行政書士にとっては、実務をしていく上で助けになる情報を仕入れられる貴重な機会です。
とはいえ、やはりどんな研修会でも役に立つということはありません。
いい機会ですから、新米行政書士にとって役に立たない研修会やセミナーの類があるとすれば
どんなケースがあるのか、最近よく目立つ例をまとめておきましょう。
行政書士の連合会関係の研修会で、できれば避けたいケース
行政書士の研修会は、都道府県単位の書士会を中心に開催されています。
このほか、日本行政書士会連合会が独自に主催することもあります。
年に数回程度のテーマもありますが、月に1~2回、あるいはそれ以上という
活発なテーマもあります。
開催頻度が高いものについては、主催者側の熱意が感じられますし、受ける側にとっても
スケジュールの都合が利いて助かりますが、
残念なことに平均して中身が濃いとはいえないようです。
講師や主催者側の考え方・方法論や準備の出来具合にも左右されますが、
あまり受講者の立場で考えられていない研修会になると、
講師がただ単調な説明を何十分も繰り返しているだけで終わってしまうことも
報告されていることは事実です。
こうしたパターンを、受ける前に知ることは難しいですが、仲間をつくって
講師の評判を聞く……といった方法で回避していくことなら可能でしょう。
外部主催の行政書士向け研修会で、事前に知っておきたい知識
民間の団体が主催している行政書士の研修会もあります。
民間の場合は、どうしても行政書士連合会のそれと比べて参加費用が
高めになる恐れがあるという指摘があります。
ここでポイントとなるのは、高額だからといって質も比例して高くなるとは限らない点です。
これもできれば口コミ等を探すなどしてできるだけ失望しなくて済むようにしたいところです。