行政書士が、開業直後すぐ揃えるべきアイテム/FAXの場合
行政書士試験に合格して、登録手続きを済ませたら、晴れて行政書士として
開業が可能になります。登録するだけでもけっこうな金額がかかりますが、
行政書士としてやっていくなら完備しないといけないアイテムもいろいろと出てきます。
それらについても多少情報を公開しておきましょう。
ここでは行政書士の開業に絶対に必要なFAX(ファクシミリ)についてです。
行政書士にとってのFAXの重要性
FAXは、北米等ではもうあまり使われなくなった通信機器ですが、
日本では一般の企業社会にまだ深く根をおろしています。
そして行政書士という、書類を年中取り扱う職業においては、FAXの重要性は
いまだに落ちる気配すらありません。
FAXがあれば、書類に何が書いてあるのか正確に送ることができ、
また受け取ることができます。
特に書類の内容についてどうしても確認しないと先へ進めないようなことが出てきたら、
FAXのような手段で確認を求めることが、いちばん間違いがありません。
※最近は、スキャナーや電子メールを使うことでも同じようなことができますが、
FAXがいちばん手っ取り早いでしょう。
行政書士がFAXを準備するとなったら
電話と一体型のものよりも、個別のものを使ったほうが無難でしょう。
もちろん、大がかりなものを手に入れられる余裕があるなら
(事務所内のスペースの問題のほか、費用の問題が出てきますが)、
プリンタやコピーの機能と同時にファクシミリの機能も備えた複合機を
用意することも悪くありません。購入しなくても、
リースで手に入れるという方法もあります。
※複合機ではなくても、PCと一体型のFAXを使う行政書士も最近は(特に
開業したばかりの書士の間では)増えている模様です。
行政書士がFAXを準備するときに注意点があるとしたら
これは行政書士に限定されたことではありませんが、
重要な書類をやり取りすることも多いわけです。
必要に応じて、送信後に必ず相手方に確認をとったほうがいいでしょう
(送信する際に、「送信書」等を合わせて送るという方法もよく使われています)。