行政書士が、開業直後すぐ揃えるべきアイテム/印鑑の場合
行政書士試験に合格して、登録手続きを済ませたら、晴れて行政書士として
開業が可能になります。登録するだけでもけっこうな金額がかかりますが、
行政書士としてやっていくなら完備しないといけないアイテムもいろいろと出てきます。
それらについても多少情報を公開しておきましょう。
ここでは行政書士の業務で大きな役割を果たす印鑑についてです。
行政書士にとっての印鑑の重要性
書類を作成して提出することが行政書士の重要な仕事である以上、印鑑の価値は
はかり知れないものがあります。
商売においても、日本では印鑑の取り扱いは非常に重大ですが、
行政書士も毎日、慎重に管理しないといけません。
出先で押印することも少なくないため、毎日持ち歩いている現職行政書士もザラにいます。
行政書士が印鑑を準備するとなったら
企業や個人事業者は、しばしば代表社員や職印を誂えて日常的に使うものですが
行政書士の場合もそれは変わりません。
職印については、手に入れてから各地の行政書士会に届け出る決まりもあり、
万一紛失や破損等をしてしまうと煩雑な手間が発生することになります。
行政書士が印鑑を準備するときに注意点があるとしたら
行政書士会では職印のサイズ等に規定を設けているため、誂える前に確かめる必要が出てきます。
※このほか、開業後は印鑑証明が必要になることもあります
(ようするに、自治体に実印を届けておくことも必要になるということです)。
また、金融機関の口座を設けるなら、それ専用の印鑑も必要になるでしょう。
また持ち歩くときは、印鑑セットごと持ち歩いたほうが無難です
(朱肉や捺印マット等が入ったセットですね)。
出先で押印をお願いすることもあるため、相手がいつでも押印できるように
準備しておくにこしたことはないでしょう。
※出先では、印鑑をお預かりすることになるケースも
仕事の流れによってはありえます。
お預かりした印鑑の管理については、くれぐれも用心しましょう。