行政書士が、開業直後すぐ揃えるべきアイテム/金庫の場合
行政書士試験に合格して、登録手続きを済ませたら、晴れて行政書士として
開業が可能になります。登録するだけでもけっこうな金額がかかりますが、
行政書士としてやっていくなら完備しないといけないアイテムもいろいろと出てきます。
それらについても多少情報を公開しておきましょう。
ここでは行政書士の開業後に使う機会が出てくる金庫についてです。
行政書士にとっての金庫の重要性
金庫というものはもともと、行政書士かどうかに関係なく現代の経営者には重要な設備でしょう。
他の士業の事務所のほか、企業や何らかの団体においても大事な役割を果たしているものです。
現代は情報セキュリティにうるさい時代ですが、機密書類を守る上では、
金庫があるだけで大きな助けとなります(もちろん災害のときにも金庫は助けとなります)。
書類作成という行政書士の仕事の性質から考えても、
経営が軌道に乗ってきたら金庫の役割は増していくといってもよいでしょう。
行政書士が金庫を準備するとなったら
もちろん最初から金庫をわざわざ購入する必要はありませんし、
実は仕事に慣れてきた行政書士にしても、
金庫を専用に用意している人ばかりなんてことはありません。
今なら、貸金庫というありがたいサービスがあります。
これなら、自宅や事務所内にスペースがなくても使えますし、
まとまった資金がないときでも使えるでしょう。
安全性という、金庫に求められる最大の機能について考えても、やはり信頼しやすいでしょう。
行政書士が金庫を準備するときに注意点があるとしたら
貸金庫はとても便利ですが、近くの金融機関の事情に左右されるという条件が出てきます。
できれば、事務所のすぐ近くの金融機関で申し込むに越したことはありません。
しかし、そういかないケースもあるはずです。
また金融機関の貸金庫の数には限度があります。
聞いてみたときに「空きがない」と回答されるケースも珍しくはありません。
開業してすぐに用意する必要もないでしょうが、
重大な書類を預かるような大きな仕事をすることになってからあわてなくて済むように、
余裕をもって契約を行うようにしたいところです。