行政書士が、開業直後すぐ揃えるべきアイテム/車の場合
行政書士試験に合格して、登録手続きを済ませたら、晴れて行政書士として
開業が可能になります。登録するだけでもけっこうな金額がかかりますが、
行政書士としてやっていくなら完備しないといけないアイテムもいろいろと出てきます。
それらについても多少情報を公開しておきましょう。
ここでは行政書士の業務で大きな役割を果たすことがある自動車についてです。
行政書士にとっての車の重要性
開業して成功している行政書士は多くの場合、
事務所にこもってひたすら書類ばかり書いているわけではありません。
官公署をはじめ行かなければならない場所がたくさんあるものです。
特に地域によっては、役所や役場の支所であっても何十キロも先にある、
というケースもあるでしょう。
もちろん公の施設は、なるべく便利な位置に建てられることがほとんどですが……
そうはいっても最寄り駅からわりと距離があるケースも少なくありません。
東京や大阪といった、交通網がひたすら発達している地域で開業するなら話は別ですが、
あまり便利ではない地域で開業するケースもたくさんあるはずです
(それに都心部でも、1日に数ヶ所を移動する必要があるようになってくれば、
やはり電車やバスで移動するよりも車があるほうが便利なものです)。
ちなみに車がないと生活できない地域で開業する場合は、実際に仕事で出かけたときも
駐車する場所に困ることもないことがほとんどでしょう。
行政書士が車を準備するとなったら
もちろん特別な車を使う必要性があるわけではありません。
もともと車を持っていればそれを使っていっこうにかまわないわけですが、
開業時に持っていないなら、いずれ用意したほうがいいかもしれません(特に地方在住であれば)。
行政書士が車を準備するときに注意点があるとしたら
車や駐車場を確保することが難しいケースもあるでしょうし、
交通の公共機関で当分は間に合うようであればもちろん固執する理由はありません。
また、行政書士補助者やスタッフを雇うような場合は、雇った人にも車を使って
用を済ませてもらうことも出てくるため、その点も忘れずに考えていく必要があるでしょう。